この記事ではマンガ作品のセリフを一部分だけ引用しています。引用ポリシーについてはこちら。
『ダンダダン』のアニメがスタートしましたね。PVがカッコよくて放送前から話題になっていましたが、実際に始まってみると…? なんと放送時間帯にトレンド1位に輝き、SNSでも好評を博すなど、期待以上に勢いのある滑り出し。
このように、これからの展開がますます楽しみな『ダンダダン』ですが、アニメの勢いに乗ってマンガの方でも新展開がありました。筆者がイチオシする英語学習アプリLangakuでも『ダンダダン』の配信がスタートしたのです!
↓↓Langakuについて詳しく知りたい方はこちら↓↓

では、今話題の『ダンダダン』は、英語版ではどのように翻訳されているのでしょうか…?
Langakuを使えば、第1話の英語版を実質無料で読むことができます。この第1話のセリフがどんな風に英語に翻訳されているのか、Langakuでさっそく確認してみました。その一部分を具体的なセリフとともにご紹介しますね。
日英セリフ比較その①(日本語版)
まず取り上げるのは、こちらのセリフ。
ジブン不器用なんで
出典:龍幸伸『ダンダダン』第1話(1)(Langakuアプリ配信版)、集英社、2021年
あれ、健さん…? と混乱された方もいるかもしれませんが、間違いなく『ダンダダン』作中のセリフです。ただし元になっているのは、もちろん、そうです! 高倉健さんですね。正確には「自分、不器用ですから。」という表現で、日本生命のCMで使われたものです。高倉健さんの活躍を知る世代の人間にとっては、健さんの代名詞的なフレーズではないでしょうか。
では『ダンダダン』の方ではどうかというと、第1話で綾瀬桃の脳内「健さん」が上記のセリフを発しています。好きなタイプは「高倉健みたいな硬派な男」だという桃が、その思いを友達に熱く語る場面での一言(?)です。
さてこのセリフ、英語版では一体どのように翻訳されているのでしょうか?
日英セリフ比較その①(英語版)
脳内「健さん」のセリフは、このように英訳されていますよ。
I am an awkward fellow, after all.
出典:Yukinobu Tatsu, DANDADAN Vol.1 Ep.1 (1) (English edition for Langaku App), VIZ Media: SHONEN JUMP, 2021
…いかがでしょうか?
オリジナルの「〇〇なんで」という助詞止めのニュアンスを、”after all” で締めくくることによって表現しているのが面白いですね。
日英セリフ比較その②(日本語版)
筆者が興味深く感じたセリフをもう1つご紹介します。
こんにちは 女のヒト
出典:龍幸伸『ダンダダン』第1話(2)(Langakuアプリ配信版)、集英社、2021年
突然現れて桃を捕らえたセルポ星人が、桃に対して初めて発するセリフです。
桃は夜の廃病院で突然セルポ星人に遭遇し、逃げる間もなく捕らえられてしまいます。そして目を覚ますと半裸にひん剥かれた状態で拘束され、周りをセルポ星人たちに取り囲まれていて……
さて、このように緊迫した状況下で不気味なキャラクターが放ったひと言は、どのように翻訳されているのでしょうか?
日英セリフ比較その②(英語版)
セルポ星人のセリフは、このように英訳されていますよ。
Hello to you, woman person.
出典:Yukinobu Tatsu, DANDADAN Vol.1 Ep.1(2) (English edition for Langaku App), VIZ Media: SHONEN JUMP, 2021
突如現れた得体の知れない宇宙人が放つひと言――。個人的には、シンプルな文体でありながらも、不自然な日本語の響きが上手く表現されていると思うのですが、いかがでしょうか。
落とされているニュアンスも
『ダンダダン』第1話のセリフ2つについて、原文と訳文の違いを比較してみました。今回は短いセリフを2つだけ取り上げましたが、それだけでもキラリと光る翻訳テクニックが垣間見られます。細かなニュアンスを安易にそぎ落とすことなく、可能な限り表現しようとする翻訳者さんの姿勢には、感謝と尊敬の念を抱くばかりです。
一方で、日本語独自の細かいニュアンスを全て拾い上げるというのは、なかなか難しいようです。
例えば主人公のオカルンこと高倉健(「健さん」と同姓同名)の一人称は「ジブン」なのですが、これについては、第1話を読む限りでは単に”I”とか”me”といった単語を使って、サラっと英訳されているようでした。このあたりは、日英翻訳の難しさの一部分ではないかと思います。
Langakuでは1タップで日英を切り替え可能!
この記事で実践した日英セリフの比較は、Langakuアプリならとても簡単にできますよ。
というのもLangakuでは、マンガの閲覧中に好きなページの好きなコマをタップするだけで、そのコマのセリフが英語から日本語に一瞬で切り替わるんです。(もちろん逆も然り。)
気になるセリフが登場する度に、タブを切り替えて辞書アプリを開いて…とか、メモしておいて後でまとめて辞書で調べて…とか、そんな面倒事から解放してくれる便利機能です。
これから初めてLangakuで英語版を読んでみようと思っている方は、ぜひ切り替え機能も活用して言語間の違いを楽しんでみてくださいね。


